歯みがきや歯ブラシでお馴染のライオンは、21歳～47歳の女性を対象に、20代（21歳～25歳）、30代（32歳～36歳）、40代（43歳～47歳）の３グループ分けて、「女性のコミュニケ―ション実態とニオイの意識」に関する調査を行いました。この調査で、20代のイマドキ女子は、30代や40代の女性にくらべてニオイに敏感であることが分かったそうです。

他人との距離に関する調査で、「同性の友人」と「これ以上近づくと気になる、ちょっと構えてしまう」と思う距離が、20代のイマドキ女子の36ｃｍが一番近く、他の30代、40代の女性はともに42ｃｍという結果でした。「恋人・配偶者」との距離では、20代女性は「同性の友人」のときとほぼ同じ35ｃｍであるのに対し、30代は32ｃｍ、40代は35ｃｍという結果でした。20代の女性は「同性の友人」と「恋人」との距離がほぼ同じなのだそうです。

20代女性の他人との距離が、「同性の友人」と「恋人」との距離がほぼ同じという結果にもあるように、この世代はとくに異性だけを意識して行動しているのではないようです。「女性であること」を意識して行動したり考えたりするのは、「デートよりも女子会の方が気合いを入れて行く」という回答もあるように、同性と行動をするときにも意識が強いのが特徴です。

20代のイマドキ女子は他人とのコミュニケーション距離が近い分、自分のニオイ（汗や身体のニオイ）が気になるか否かという質問に対して、「非常に気にする」と「かなり気にする」にとの割合が、他の30代や40代の女性に比べて高く、ニオイに関する不安意識を強く持っているようです。

20代女性は自分のニオイに対する防衛を行い、ニオイの不安が解消されることで、女性としての自分に自信がもてるという回答も寄せられています。この世代は、メールやＳＮＳサイトなどの利用でバーチャルなコミュニケーションを活用する割合も、30代や40代に比べて高いのですが、実際に人と会うリアルなコミュニケーションも積極的で、人と近くづく心理的な距離も近いことが調査結果から窺えます。

これから春を迎え、新入社員としてイマドキ女子が社会に出てくる季節になりますので、みなさんの周りでもイマドキ女子との接点が増えるかもしれません。イマドキ女子のコミュニケーション距離に対応できるよう、口臭予防にお口のチェックをされてはいかがでしょうか？

＜2011年2月28日更新＞