2013/05/31 (金)

今年から『歯と口の衛生週間』に!

聞きなれないかもしれませんが、6月4日から『歯と口の衛生週間』が始まります。昨年までは『歯の衛生週間』と呼ばれていましたが、今年からお口の中の健康の大切さも意識して、名称が『歯と口の衛生週間』に変わっています。

もとの『歯の衛生週間』は、昭和33年から平成24年まで、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会が主催で実施されてきました。もちろん、6月4日に始まるのは、「6(む)4(し)」にちなんでです。昭和3年に日本歯科医師会が「虫歯予防デー」をスタートさせたのが始まりということなので、長い歴史があります。『歯と口の衛生週間』の目的は、歯と口の健康について正しい知識を身につけ、虫歯などの疾患の予防について適切な習慣を定着させ、早期発見と早期治療を徹底して、歯の寿命を延ばし、国民の健康を守ることです。

広島では6月9日に「おくちの健康展」が、そごう広島店本館屋上ステージで行われ、こちらのイベントも今年で29回目になります。イベント会場では、「唾液チェック」や「口臭チェック」などのブースがあり、「顕微鏡で『むし歯菌』発見!」のブースは例年子供たちに人気のようです。

学校では歯科検診が実施され、お子様の歯の健康状態がわかる時期ですね。6歳から7歳くらいにかけて『永久歯』が生え始め、13歳頃までに親知らずを除く28本の歯が生え揃うこの時期は、お子様の歯を守るための大切な時期になります。

生えたばかりの新しい歯を守るために、よく噛む規則正しい食習慣や、正しいハミガキを意識されてはいかがでしょうか。特に乳歯から永久歯に生え変わる時期は、歯の高さが揃っていなかったり、抜けたままで生えてこない歯があったりすると、磨き残しができやすくなります。6月4日からの『歯と口の衛生週間』をきっかけに、お子様の大切な歯を守るために、正しい歯の手入れの習慣をご家庭内で意識されてはいかがでしょうか。

参照:日本歯科医師会ホームページ

<2013年5月31日更新>

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