2013/09/30 (月)

脂肪燃焼だけではない茶カテキンの力!

少しずつ気温が下がりはじめ、季節の変化を感じるようになりました。食欲の秋といわれるように食べ物が美味しい季節になると、ついつい食べすぎてしまうのが気になる季節ですね。そうはいっても、今年の厳しすぎた夏の暑さを乗りこえた後ですから、体調を十分に整えるためにも、この時期に美味しいものをたくさん食べて、心身ともにリフレッシュしたいものですね。

美味しいものをたくさん食べたいために、運動やダイエットを始める人もいれば、手軽な方法で脂肪を燃焼させたいと考える人もいるはずです。脂肪を燃焼させるもののひとつとして思い浮かぶのは、茶カテキン入りの緑茶ではないでしょうか。

茶カテキンは体内で脂肪を燃焼させるはたらきを助けます。食べ物に含まれる脂肪は、胃・十二指腸を経て小腸に入り、そこで吸収されやすいように分解され、血管に入り、体内の各組織へ送られます。体内で脂質代謝に深く関わるのが筋肉と肝臓です。そこで脂質を燃やす働きをするのが、β酸化関連酵素です。茶カテキンはそのβ酸化関連酵素を活性化させるはたらきがあるのです。

茶カテキンは、緑茶に代表される茶葉に含まれるポリフェノールの一種です。コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)に並ぶ、清涼飲料二大ポリフェノールの一つです。茶カテキンはお茶に独特の苦渋味を与えるだけでなく、さまざまな効能が知られその効能の一つが脂肪の燃焼です。

茶カテキンの効能には虫歯を予防するはたらきがあることをご存じの方も多いと思います。その茶カテキンは緑茶にもっとも多く含まれているといわれています。食欲の秋に美味しい食べ物をたくさん食べて、お口の健康を守るためにも、何を飲むか迷ったときは茶カテキンが多く含まれる緑茶のことを思い出してみてはいかがでしょうか。

参照:花王ヘルシア ホームページ

<2013年9月30日更新>

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