口は幸せのもと?
のもと」だそうです。9月26日~30日の間に、30歳から50歳の男女1,355人にアンケートを行い、歯周病リスクの程度と“幸福感”の関係について調査を行っています。このアンケートでは、ある方法で歯周病のリスクを5段階に分類し、歯周病のリスクが低い人のグループほど、「幸せだと思う」と答える人が多いという興味深い結果になっています。
歯周病のリスクが最も低いグループでは、62.5%が「(自分のことを)幸せだと思う」と答え、「幸せだと思わない」と答えた人が15.9%でした。一方で、歯周病のリスクが最も高いグループは、「幸せだと思う」と答えた人が49.6%で、「幸せだと思わない」と答えた人が26.9%となっていて、歯周病のリスクが低いグループに比べて、幸福感を感じる人の割合が低いとしています。
このアンケートで歯周病のリスクを判定する方法は、歯科医の宝田恭子先生による“歯周病を呼ぶ10の生活習慣”という測定方法が用いられました。宝田先生によると、生活の乱れと口内環境、そして歯周病リスクの関係が表れているからだそうです。口元は顔全体の印象を左右するため、「口内環境のケアをしていれば、若々しさを保つことができるので、いくつになっても素敵な笑顔でいられます。清々しく、若々しい笑顔でいられるから、幸福感も高いのかもしれませんね」と説明しています。
ちなみに、宝田恭子歯科医師による“歯周病を呼ぶ10の生活習慣”チェックは次のようになっています。
□食べ物はあまり噛まずに飲み込む
□はっきり言って野菜は嫌い
□一日中お菓子やコーヒーが手元にある
□気づけば柔らかい物ばかり食べている
□今ブームの炭酸飲料とお酢ドリンクが大好き
□飲み会から帰るとついそのまま寝てしまう
□猫背である、歩幅が小さい
□常にスマホをいじっている
□慢性的に寝不足、寝つきが悪い
□タバコがやめられない
上記10項目のうち、当てはまるものの数により「0 ⇒ 歯周病リスク(低)」、「1 ⇒ 歯周病リスク(中)」、「2-4 ⇒ 歯周病リスク(高-)」、「5-7 ⇒ 歯周病リスク(高)」、「8-10 ⇒ 歯周病リスク(高+)」と判定されるそうです。
皆さんの生活習慣はいくつ当てはまりましたか?チェック項目が多い方は、今よりもっと幸福感が味わえるように、生活習慣の見直しをチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
参照:日経ウーマンオンライン ホームページ
<2013年11月1日更新>