今年のベストスマイル・オブ・ザ・イヤーは天使と毒舌?
「本当に僕でいいんですか?」と言ったのは、2014年のベストスマイル・オブ・ザ・イヤーに選ばれた坂上忍さんのコメントです。今年で21回目を迎える「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」は、日本歯科医師会が、国民の歯と口の健康を守る「8020運動(80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという運動)」の一環として、毎年“いい歯の日”にあたる11月8日に行われています。最も笑顔が輝いた著名人男性の部に、今年大活躍の坂上忍さんが選ばれました。
女性の部の受賞者は、福岡発ダンスボーカルアイドルユニットRev. from DVL(レブ・フロム・ディーブイエル)の橋本環奈さんが選ばれました。15歳の橋本環奈さんは、その容姿や表情から「千年に一人の逸材」とか「天使すぎる」と評判になったようで、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤーの授賞式でも満面の笑みを浮かべていました。この賞の選出には日本歯科医師会の約6万5000名の会員の投票によって選ばれるのですが、よくこのような笑顔の持ち主を探したものだと感心しました。
男性の受賞者の坂上忍さんは、最近ではテレビで見ない日はないと言われるくらい大活躍をしていますが、ベストスマイルというよりは、どちらかと言えば毒舌のイメージが強く、笑顔よりも少し怒り気味の顔の方が印象に残っていませんか?本人が「本当に僕でいいんですか?」と言うくらいですから。ただ、今年の活躍を考えれば、著名人の部門で選ばれることには納得ですね。
授賞式での坂上忍さんと橋本環奈さんのツーショット写真を見ると、坂上さんのいつもの毒舌のときの表情はなく、天使すぎると言われている笑顔の橋本環奈さんと一緒にいるせいか、坂上さんも最高の笑顔を浮かべていました。今年のベストスマイル・オブ・ザ・イヤーは、いつもは毒舌ぎみのベテラン俳優から最高の笑顔を引き出す「ベストカップリング・オブ・ザ・イヤー」と言ってもいいかもしれませんね。
参照:日本歯科医師会 ホームページ
<2014年12月2日更新>