毎日の歯みがきをスマホで変えようと、サンスターが歯みがき用のデジタルデバイスを今年中に発売しようとしています。歯ブラシにサンスターが開発するアタッチメントを装着し、Bluetoothを使ってスマホと歯ブラシを連動させる仕組みだというのです。サンスターの狙いは、毎日の歯みがきを「やらなくちゃ」から「やりたい」と思うほどの楽しみの時間に変えるところにあるようです。

日本人が歯を失う原因のナンバーワンは、むし歯から歯周病に変化しています。歯周病は気づかないうちに進行し、日本人の成人の8割が歯周病にかかっているとまで言われています。そこで、歯周病から歯を守るために、正しい歯みがきを楽しくできるように、サンスターが開発するデジタルデバイスが一役買うというのです。

歯ブラシにつけた小型アタッチメントで、歯みがきの動きをリアルタイムにスマホに送り、歯みがき中の動作や歯みがきの時間を記録し、よく磨けてない場所を確認できたり、正しく歯みがきができるようにガイドをしてくれます。また、音楽に合わせて歯みがきをする場所をガイドして、歯みがきを楽しい時間に変えてくれる機能があります。

いつもスマホを手元に置くことに抵抗がない人にはいいのかもしれませんが、歯みがきのときまでスマホに縛られるのが気になる人もいるかもしれませんね。ただ、歯周病を予防できるレベルの歯みがきの習慣が身についていない人は、スマホに手伝ってもらって正しい歯みがきを身につけてみてはいかがでしょうか。

参照：サンスター　ホームページ

＜2015年2月5日更新＞