2015/03/02 (月)

残業疲れのあなた、お口のベタつきを我慢していませんか?

花王が20歳から69歳の2,326人の働く女性を対象に行ったアンケート調査によると、55%の方が仕事中にお口のベタつきやパサつきを感じているようです。また、1週間に20時間以上の残業をする女性では、66%の方がお口の中のベタつきやパサつきを感じているそうです。特に30代の働く女性では7割近くの方がお口のネバつきや、パサつきを実感しています。

こうした働く女性たちの職場でのオーラルケアの様子は、54%の方が職場で歯みがきをする習慣があり、その約9割の方はランチ後に歯をみがいているという結果でした。その他にも、お口の中が不快に感じると、その都度歯みがきをしているという回答もありました。

働く女性がお口のベタつきやパサつきをどんな時に感じるかという問いの答えでは、第1位は「体調が悪いとき」でした。第2位は「職場の空気が乾燥しているとき」、第3位は「緊張するとき」となっています。職場では仕事のストレスや疲れ、人間関係の緊張感がお口のトラブルに影響しているようです。花王の最新の研究では、ストレスや疲れ、加齢による唾液の分泌低下が明らかになっています。その結果、口臭やお口の中のネバつきや、パサつきなどの不快感を生じさせることが分かっています。

お口のベタつきやパサつきを感じたときの対処法として最も多かった答えが、「水や飲み物を飲む」で、続いて「ガムやあめ、清涼菓子などを口に含む」となっています。「歯をみがいて対処する」という答えは3位でした。女性たちは職場の身近なものでお口のトラブルに対処しているようです。

お口の中にトラブルを感じている働く女性が多いようですが、根本的に不快感を解消することはできていないようです。長時間労働や人間関係などによるストレスは、働く女性にとって仕事を長く続けられるかどうかに影響すると思います。日頃から健康な歯を保つようにして、お口の中のトラブルを少しでも減らして、快適に職場で過ごせるようにしたいものですね。

参照:花王 ホームページ

<2015年3月2日更新>

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